ズボンの名前はどこにつける？元保育士ママがおすすめする記名場所＆方法

 

保育園に通うお子さんのズボンの名前。

• 『どこにつけたらいいの？』
• 『おすすめの位置ってあるのかな？』

と悩んでしまいますよね。

 

この記事では【元保育士で3人の子どものママ】でもある私が、経験を元に〈子どものズボンの名前〉をつける場所についてお話します。

 

 

それぞれの場所のメリットや、反対にデメリットについてもお話していきます。

〈ズボンに名前をつけるときのおすすめの方法〉なども、一緒にご紹介しますね！

 

①タグ部分に名前をつける

１つ目におすすめしたい場所は、ズボンのタグ部分です。

 

ズボンのタグは、

• 名前用のタグがついていたり
• スペースが空いていて名前が書きやすい

ので、記名しやすい場所です。

 

〈タグにある名前スペースの一例〉
↓↓

 

〈タグにある空きスペースの一例〉
↓↓

 

保育士さん達も【洋服の名前=タグ】という認識がある場合が多いです。

 

タグ部分に名前をつけるメリット

ズボンのタグに名前をつけるメリットは、

1. 名前をつけやすい
2. 洋服の名前=タグのイメージが強い
3. いろいろな記名方法が使える
4. タグ専用の記名アイテムがある
5. 名前がパッと見ではわからないため、防犯面で安心

の5つです。

 

①名前をつけやすい

先程もお話しましたが、ズボンには〈名前をつけるためのタグ〉や〈洗濯タグに空きスペースがある〉ということが多いです。

それぞれのスペースに

• ペンで書いたり
• 名前シールを貼ったり
• スタンプを押したり

と手軽に名前をつけることができます。

 

保育園では【お子さんの持ち物全てに名前をつけなければならないので、記名がしやすいのは、最大のメリット】と言えます。

 

②洋服の名前＝タグのイメージが強い

すでにお話していますが、洋服のタグは名前のイメージが強く、〈保育士さん達の認識はズボンの名前でも同じ〉です。

 

③いろいろな記名方法が使える

〈タグ=名前〉というイメージがあるだけあって、タグ部分は記名方法の選択肢がとても多いです。

ウエスト部分の記名は、タグ部分のように記名方法を選べません。

 

保護者の方ご自身の

• やりやすい記名方法を選べる
• 選択肢が多い

というのは、大きなメリットです。

 

④タグ専用の記名アイテムがある

タグに記名するための専用アイテムがあります。

1. タグ用ラベルシール
2. タグ用名前シール
3. タグ用スタンプ

など、タグ専用のアイテムは、タグに記名するときの強い味方です。

 

 

 

⑤名前がパッと見たときに見えない場所にあるので、防犯面で安心

タグ部分につけた名前は、ズボンの内側にあるので外からは見えません。

 

 

外出時などに、第三者に名前をみられる心配がないので、安心ですね。

 

タグ部分に名前をつけるデメリット

ズボンのタグに名前をつけたときのデメリットは、

1. パッと見たときに名前が見にくい
2. ズボンによっては、タグが小さかったり、名前をつけるスペースがなかったりする

の2つです。

 

①パッと見たときに名前が見にくい

名前つけがしやすいタグですが、タグはズボンの内側についていることがほとんどなので、パッと見て名前をすぐに確認することができません。

ズボンをくるっとして確認しないとわからない^^;

 

同じズボンのお友達がいたりすると、履き間違えてしまう可能性もあります。

 

• タグにわかりやすく名前をつける
• ズボンに目印(ワッペンなど)をつける

など、少し工夫すると間違いも少なくなったりします。

 

記名した文字が小さすぎても、〈タグ表示に紛れやすく、名前が見にくい〉です。

 

特に、自分でお着替えできる年齢になると間違えやすいです。

お子さん本人にも、「ここにお名前書いてあるよー！」と名前のある場所を教えておくことをおすすめします。

 

名前をつけるときは

• ひらがなで記名する
• マークもつける
• 同じデザインのアイテムを使う

などしておくと、お子さんもよりわかりやすいです♪

 

 

②ズボンによっては、タグが小さかったり、名前をつけるスペースがなかったりする

ズボンのタグは、メーカーさん（ブランド）によって様々です。

記名しにくいタグも…時々あります。

 

洗濯表示の文字がびっしり書いてあって、名前が目立たない…

そんなときは、上から貼るタイプのアイテム(タグ用の名前シールやマスキングテープなど)を使うといいでしょう。

 

タグが小さすぎる場合は、名前を別の場所につけた方がいいかもしれません。

 

 

タグ部分に名前をつける方法

タグ部分に名前をつける方法は

1. ペンで名前を書く
2. 名前スタンプを押す
3. タグ用の名前シールを貼る
4. マスキングテープを使って名前をつける

の4つです。

 

①ペンで名前を書く

1番簡単な名前つけの方法です。

ペンがあれば、すぐにできちゃいます。

 

 

タグに〈名前を書くスペース〉があまりない場合は

• 名前ペンを使った記名ができない
• 記名した文字がわかりにくい

ため、注意が必要になります。

 

＊名前ペンは直接記名する方法なので、「名前を直接書きたくない」という方には向きません。

 

お下がりをしたいときは、ペンで書いた名前の上に

• 名前シール
• マスキングテープ

などをつけることで、新しく記名をすることができます。

 

②名前スタンプを押す

名前スタンプも手軽に記名ができるアイテムです。

あらかじめ注文して、スタンプを作っておく必要はありますが…

一度作ってしまえば、

• 何度も繰り返し使える
• ポンポン押すだけ

と、とても便利なアイテムです。

 

 

名前スタンプはいろいろな大きさがあるので、タグに押せるサイズのものをご用意ください。

タグの大きさにぴったりな〈タグ用スタンプ〉もあります。
可愛いイラストがついているものも多く、ひらがなが読めないお子さんにもわかりやすいスタンプです。

 

 

 

スタンプ(名前)本体の大きさは変えられないので、

• 大きすぎてタグの中に入り切らない
• 小さすぎてしまって目立たない

という可能性もあります。

サイズにはご注意ください。

 

また、①の名前ペン同様、タグに直接名前をスタンプする場合は、名前をつけるスペースが小さいと

• スタンプができない
• 名前がわかりにくい

ということもあります。

 

 

「名前を直接書きたくない」という方は、この後ご紹介する

• タグ用シール
• マスキングテープ

などに名前をスタンプするといいですよ♪

 

③タグ用の名前シールを貼る

タグ用シールは、タグに貼る専用の記名アイテムです。

• 名前が印字されているタイプ(お店などに注文する)
• 自分で書くなどして記名をするタイプ

があります。

 

名前が印字されているタイプのタグシール

 

 

 

自分で名前を書くタイプのタグシール

 

 

タグ用シールの注意点としては、シールを貼るタイミング。
〈お洗濯はシールを貼ってから24時間後〉との記載があることが多いです。

朝、慌てて名前シールを貼ったとしても、翌日の同時刻以降のお洗濯なら問題ないかと思います。

シールなので、タグに空きスペースがない場合でも問題なく記名ができます。

名前が紛れてしまうことなく、とても目立つのでわかりやすいです。

 

 

タグ用シールは粘着が強いため、貼ったシールをはがすとベタベタと粘着が残っていることが多いです。

お下がりなどに使うときは、同じ場所に新しいシールを貼るといいでしょう。

 

商品によっては、シールがはがれてしまうものもあるようです。

が、私が使っているタグ用シールは、〈タグに貼って洗濯ではがれてしまった〉ということはありません。

むしろ粘着が残っているので、はがした時にベタベタしてます。

 

“タグに名前のインクがにじんでしまっていた”というのは、サイズアウトをした時にラベルシールをはがしたら→名前がタグの部分にうつってしまっていたという経験談です。

タグ以外(長靴など)でも同じ現象が起こっていたので、長期間貼り続けていることでにじみ出てうつってしまったのかな？と思っています。

 

お下がりにする場合は、同じ場所にシールを貼ることで解決されると思います。

 

タグシールは本当に便利で、私もずっと使っています。

 

粘着が残ったり、名前がにじんでしまうこともあるので…

• どなたかに譲る
• フリマなどで売る予定がある

という場合は、タグ用シール(特に自分で名前を書くタイプ)は避けたほうがいいかもしれません。

 

粘着が残ることが気になる場合は、次にご紹介するマスキングテープを使った記名方法をご検討ください。

 

＊ズボンの〈細い記名用タグ部分〉には、シンプルなタイプのタグペタラベルの方がおすすめです。

タグペタラベルは半分に切って使うこともできます。
ご自分でカットした場合は、角を丸くするとシールがはがれにくいです。

 

④マスキングテープをつける

マスキングテープは、タグ部分に〈くるりとテープを巻いてつける記名方法〉です。

きちんと1周以上巻いてテープを少し重ねて貼ることで、テープがはがれにくくなります。

このとき、タグの内側(輪っかの中)にマスキングテープの切れ端がくるようにしましょう。

 

 

 

マスキングテープは100均でも購入できるので、

• 手軽に用意できる
• 費用が安い

というのも魅力です。

 

 

マスキングテープの素材かな？と思うのですが、実際にはがれやすいものもありました。
反対にサイズアウトまで全くはがれなかったものもあります。

 

個人的な感想ですが、

• はがれやすいとパッケージなどに表記されているテープ
• タグが輪っかになっていない１枚タイプの洋服

の場合に、はがれやすい印象です。

 

１枚だけのタグの場合は、マスキングテープ以外の記名方法が安心かもしれません。

テープがはがれてしまうタイミングは、ほぼお洗濯をしたときだと思いますが、取れかかってしまっていたら簡単にはがれてしまうこともあると思うのでご注意ください。

 

 

私が実際に使っていたときに、サイズアウトまで1度もはがれなかったテープもあるので、

• テープの種類
• タグの種類
• 巻き方

などに気をつければ、とても便利な記名アイテムだと思います。

 

②ウエスト部分に名前をつける

２つ目におすすめしたい場所は、ウエスト部分です。

名前は、〈ウエスト部分のおなか側〉につけるのがおすすめです。

 

ウエスト部分に名前をつけるメリット

ウエスト部分に名前をつけるメリットは、

1. タグ部分とは違って、少しめくることで名前が確認できる
2. タグ部分よりも、目立って名前がわかりやすい場合が多い

の2つです。

 

①タグ部分とは違って、少しめくることで名前が確認できる

ウエスト部分につけた名前は、〈ズボンを少しめくること〉で確認することができます。

保育士さんはもちろんですが、お子さん自身にとっても、名前の確認がしやすい場所になります。

集団生活を過ごす上で「名前が確認しやすい」というのは、大きなメリット。
持ち物が迷子になりにくいと言えます。

 

②タグ部分よりも、名前が目立ってわかりやすい場合が多い

ウエスト部分には文字や飾りなどがついていません。

紛れてしまうものがないので、名前がついているとすぐにわかります。

 

ウエスト部分に名前をつけるデメリット

ウエスト部分に名前をつけるデメリットは、記名方法が選べないこと。

ウエスト部分は、タグ用シールやマスキングテープでの記名はできません。
また、ズボンの色によっては、ペン、スタンプでの記名は見えづらいです。

記名方法の選択肢が限られてしまいます。

 

ウエスト部分に名前をつける方法

ウエスト部分の名前には、ネームラベル(ネームテープ)やネームゼッケンがおすすめです。

おすすめポイントは

1. ズボンの色、柄に影響を受けずに記名できる
2. 名前が消えにくい
3. 名前が取れにくい

ということです。

 

1. ネームラベルやゼッケンを使えば、ズボンの色、柄などに影響されることなく名前がつけられます。
2. ネームラベルやゼッケンにつけた名前は、〈ズボンに直接名前をつけたとき〉と比べて消えにくいです。
3. 縫うという手間はかかりますが、縫いつけた名前は1度つけたら、簡単には取れません。

 

 

ネームラベルやネームテープは

• 縫いつけるタイプ
• アイロン接着のタイプ

と、大きく分けて２つのタイプがあります。

 

 

アイロン接着タイプのものでも

• アイロン接着後に、四隅の角などを縫っておく
• アイロン接着をせず、最初から縫いつける

などしておくと、より安心してお洗濯ができるかなと思います。

縫うことは手間になりますが、1度縫いつけてしまえば、お洗濯で取れることはないです。

 

 

ネームラベルやネームテープを使った記名方法のデメリットは、手縫いで1つずつつけていくのが大変ということ。

できるだけ時短したい方は、他の記名方法を選んでいただけたらと思います。

＊〈ウエスト部分に直接、ペンやスタンプで名前をつける〉こともできますが、正直なところ名前が目立たないことが多いです。
名前がわかりにくくなってしまうので、個人的にはあまりおすすめしません。

 

〈ウエスト部分の記名に期待できそうなアイテム〉をちょこっとご紹介

実際に使ったことがないので、使用感がわからないのですが…
ズボンのウエスト部分につけられそうなアイテムをご紹介します。

 

①アイロンラバーシール

アイロンで圧着するシール。

服の色にあまり影響されないので、便利です。

 

私は実際に使ったことはないのですが、調べてみると〈かなりしっかりとついてくれる〉ようです。

 

 

つけたらはがせない=洗濯でも取れないということだと思いますが…
お下がりなどを考えている場合は、ちょっと悩みどころでもありますね。

 

②布用ノンアイロンシール

布用のアイロンいらずのシール。

貼るだけというのは、簡単で嬉しいなと思います。

 

特にズボンのウエスト部分は、ゴムの収縮がある部分。
シールによっては、はがれやすさの原因の1つになります。

貼る場所などに気をつけながら、個人的にも試してみたいなと思う商品です。

 

元保育士ママが実践しているズボンの記名場所＆方法

元保育士の私が〈我が子のズボンに記名するときに、実践している(していた)方法＆場所〉をご紹介します。

 

• 以前、実践していた方法
• 現在、実践中の方法

を全てご紹介していきます。

 

現在は

• 幼稚園年長の長男
• 小2次女
• 小5長女

3人とも、ほぼ同じ記名方法に定着しました！

 

①ウエスト部分×ネームゼッケン

長女の保育園時代は、〈ウエスト部分にネームゼッケンをつけて記名〉していました。

 

★ゆかり★

切ったネームゼッケンに記名をし、手縫いでつけていたよ。

 

長女は0歳児クラスの途中入園でした。
0、1歳児クラスでは、お着替えは保育士さんが主導でやってくれます。

 

保育士さん数人で連携してお着替えをするので、〈誰のものかきちんと把握するために、その都度洋服の名前を確認する〉ということも多いです。

 

 

私自身、0、1歳児クラスの担任を経験していますが…

タグ部分に小さくつけられたお名前が、とてもわかりにくかったんです(泣)

私が〈大きくわかりやすく〉記名をお願いしているのは、このためです。

 

 

長女が保育園に通っていたのは2歳児クラスの途中まででしたが、ずっとこの方法でした。

 

長女一人分だったので、何とかやれていた感じかな...

 

 

②タグ部分×マスキングテープ

マスキングテープは、長女が幼稚園に入園するタイミングで使い始めました。

幼稚園はそこまで小さいお子さんがいないので、タグにつけた名前が万が一取れてしまっても誤飲にはつながらないと思いまして…

結果としては、〈幼稚園にいる時間にマスキングテープが取れてしまう〉ということはなかったです。

 

 

全くはがれることなくサイズアウトを迎えたマスキングテープもあるので、〈マスキングテープの記名方法〉をご紹介したときにもお話しましたが、テープの個体差かなと思います。

 

• テープの貼り方
• テープの素材(種類)

に気をつければ、お洗濯をしてもはがれてしまうことも少なかったです。

 

 

③タグ部分×タグペタラベル

〈タグペタラベル〉は、次女が幼稚園に入園するタイミングで使い始めました。

 

 

タグにつけた〈タグペタラベル〉は、お洗濯ではがれてしまうことはないです。

しっかりとついています。

 

〈タグペタラベル〉は自分で名前を書くタイプの名前シールです。

自分で書くので

• フルネーム
• 名前だけ
• 苗字だけ

と、好きなように名前を書くことができます。

 

色や形などでバリエーションがいくつかあり、

• 好きな色
• 好きな形

のラベルを選ぶことができます。

 

• 次女はピンク系→チューリップ
• 長女は紫系→ネコ
• 長男は黄色系→くるま

を実は3年以上、使い続けています。

 

 

 

④タグ部分×タグ用シール

〈タグ用シール〉は長男が入園するタイミングで初めて注文しました。
以降、ズボンの記名にはずっとタグ用シールを使ってます。

 

 

タグ部分に貼ったシールは、洗濯しても取れません。
取れずにサイズアウトしています。(乾燥機は使ってないので、ちょっとわからなくて申し訳ないのですが…)

 

• トップス
• ズボン
• 肌着
• 制服
• 上着

など、着用するもののほとんどは〈タグ用シール〉を貼って記名しています。

 

 

 

洋服以外の持ち物にも使えるので、

• 水筒
• プラコップ
• お弁当箱
• かさ
• 長靴…

と、いろんなものにも貼っています。

 

さいごに

ズボンに記名するときの〈おすすめの場所＆方法〉などをご紹介しました。

おすすめの記名場所は

1. タグ部分
2. ウエスト部分

です。

 

おすすめの記名方法をまとめると、以下の通りです。

 

 

それぞれにメリット、デメリットがあります。

• 保育園のルール
• ご自身の重視したいところ
• お子さんの年齢
• 準備のしやすさ

など、条件にあった方法を選んで名前をつけていただけたら...と思います。

 

私も実際にいろいろな方法を試してきたので、「これはいいかも！」と思ったらぜひ試してみてほしいです。

“ずっと同じ方法じゃなきゃいけない“ということではありませんから…

 

みなさんにとってBESTな記名方法が見つかりますように♪

 

少しでも参考になれば、嬉しいです。