こんにちは!
<ほいくえん入園ノート>にご訪問いただき、ありがとうございます。
入園準備って本当に大変ですよね。
- 園生活に必要なものってなんだろう?
- どんなものを揃えたらいいの?
保護者の方の悩みが、少しでも解消されたらいいな...
そんな思いから、保育園に入園するときに必要なものをまとめてみました!
<保育園に入園するときに必要なもの>まとめ
★〈入園準備〉元保育士が作る、保育園生活に必要なもの&準備することリスト
このページでは<2歳児クラスのお子さんに必要なもの>をリスト化しています!
*2歳児クラスとは、〈その年度のお誕生日を迎えた時に、3歳になるお子さん〉のクラスです。
正直なところ、〈入園にあたって、各自で用意しなければならないもの〉は園によってケースバイケースで...
"全ての保育園がみんな同じ"というわけではありません。
ただ、保育園生活に必要なものは基本的には同じです。
なので、参考程度に、考えていただけたら...と思います。
持ち物の準備をするときは、必ず、
- 保育園の入園説明会や、入園面接などを終えてから
- 用意するものを、園から知らされてから
にしてください。
園によって
- 個人で準備するもの
- 用品の種類やサイズ
などが変わってきます。
〈通園予定の保育園に必要なもの〉をしっかりと把握できたタイミングで、準備(購入)していただけたらと思います。
1.年齢(クラス)関係なく、みんなが共通して必要なもの
まずは年齢なく、全年齢(クラス)で必要なものからご紹介します。
<全年齢で共通して必要なもの>
- 衣服
- お散歩用のジャンパー(上着)
- お散歩用の靴
- ループつき手拭きタオル
- お昼寝用品
- 通園用バック
- 帽子★
- おたより帳 ★
★印は、基本的に園で用意してくれることが多いものです!
1つずつ、お話していきたいと思います!
①衣服(トップス・ズボン・肌着・靴下)
保育園に着ていく洋服は
- シンプルなもの
- 汚れてもいいもの
- 着脱のしやすいもの
をご用意ください。
2歳児クラスは、多くのお子さんがトイレトレーニングをするタイミングになる時期です。
ズボンの脱ぎ着がしづらいと、トイトレ自体を嫌がってしまうお子さんも見られます。
急いでトイレに行ったのに、間に合わなくて失敗してしまう可能性もあります。
- ピタピタのズボン
- チュニックタイプのお洋服
- フードつきのトレーナー
などは避けてくださいね。
そして、体を使ってよく遊ぶ2歳さんです。
〈できるだけ動きやすい服装〉を心がけていただけたら...と思います。
〈保育園用のお洋服選び〉にお困りの方へ...
着替えは、多めに用意した方が安心です。
2歳児クラスでは、身の回りのことを〈お子さん自身が自分でやる・やってみる〉ということが基本になってきます。(できることも増えていきます!)
- 食事
- 着替え
- トイレ
生活習慣の基本的なことは、保育士さんに手伝ってもらいながらも〈お子さん自身が、自分で〉やります。
まだまだ食べこぼしも多い年齢なので、"食事の度にお着替えをする"という可能性もあります。
手を洗っていて、お洋服がビショビショになることもあります。
トイレトレーニングが始まって、汚してしまうことが増える時期があります。
個人差はもちろんありますが、1日1〜2回はお着替えをするかな...と思います。
ただ、『用意したのにあまり使わなかった』ではもったいないので...
- 最低限の枚数を用意しておいて、様子をみながら買い足す
- 保育士さんに"普段、お着替えはどれくらいするのか"などを確認する
ことをおすすめします!
〈用意するお洋服の枚数のめやす〉
普段着る用+園に置いておく用+洗い替え用で余裕を持った枚数になっています。
- トップス
→3枚+園に置いておく用3枚+洗い替え用2〜3枚=8〜9枚 - ズボン
→3枚+園に置いておく用3枚+洗い替え用2〜3枚=8〜9枚 - 肌着
→3枚+園に置いておく用2枚+洗い替え用1枚=6枚 - 靴下
→3足+園に置いておく用2足=5足
オムツからパンツに移行したら...
- パンツ
→3枚+園に置いておく用3枚+洗い替え用2〜3枚=8〜9枚
★トイレトレーニング中のお子さんは
- ズボン
- パンツ
を多めに用意すると安心です。
トイレトレーニングの進め方は園によって様々です。
目安の枚数などは、通園予定の園にご確認いただけたらと思います。
上記の用意する枚数の目安は
- 毎日お洗濯をする
- 乾燥機は使わない
場合を想定したものです。
ご家庭のお洗濯事情に合わせて、用意する枚数も変わってくると思います。
②お散歩用の上着
保育園は、薄着で過ごすのが基本となります。
- 春先は、薄手のカーディガンやジッパータイプのフードなしパーカー
- 秋冬頃は、ウインドブレーカーや薄めのダウン
など、気温に応じてご用意ください!
③お散歩用の靴
外遊びや散歩用の靴です。
登降園とは別に〈園専用の靴〉を用意する園も多いです。
保育園では、【お子さんが自分で履く】ということを大切にしています。
保育士さんは、〈できるだけ見守り、必要なときにお手伝いをする〉ということが多いです。
そのため、保育園用の靴は、お子さん自身が自分で履きやすい〈マジックテープタイプの靴〉がおすすめです。
お子さんの靴を履きやすくしてくれるアイテムもあります。
- くつのしっぽ
- くつデコミニ
などです。
靴に名前をつけるためのアイテムですが【くつのかかとストラップ部分にひもをつけ、引っ張ることでより靴が履きやすくなる】という便利なものです。


〈くつのしっぽ〉、〈くつデコミニ〉について詳しく知りたいなという方は、こちらから♪
〈くつのしっぽ〉レビュー記事
靴の名札【くつのしっぽ】は園児さんにおすすめ!元保育士ママから見た魅力&レビュー
〈くつデコミニ〉レビュー記事
園によってはルールで禁止されている場合があります。
ご了承ください。
意外と忘れがちになってしまいますが...
- 登降園用
- お散歩用
それぞれの靴に名前が必要です。
登降園の靴に、目立つような記名をするのはちょっと...という方におすすめの記名方法
④ループつき手拭きタオル
手を洗うときに使うタオルです。
ループ(輪っか)がついていて、手洗い場の近くにかけて(ぶら下げて)使います。
⑤お昼寝用品
保育園生活に、欠かすことができないお昼寝の時間。
快適な睡眠を確保するためにも、お布団選びはしっかりとしてあげたいですね。
お昼寝用品は、準備しなければならないものが多いです。
余裕を持って用意できるといいですね。
〈準備が必要なお昼寝用品の一例〉は以下の通りです。
- 敷き布団
- 敷き布団カバー(シーツ)
- 敷パット
- 掛け布団
- 掛け布団カバー
- タオルケット
など...
お布団を業者さんがリースしている園や、コットを使用している園もあるようです。
確認をしてくださいね!
お昼寝用品を選ぶときのポイントや実際の購入品などを紹介しています。
よかったらご覧ください。
★保育園のお昼寝布団を選ぶときのポイントを保育士目線でお話します
★元保育士の体験談!我が子のお昼寝布団と一緒に用意したものをお話します
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
★お昼寝の時にパジャマを着る園も多いです。
(*パジャマを使用しない園もあります。)
2歳さんのパジャマは、指先を使う練習になることから〈ボタンタイプ〉を推奨している園もあります。
登園予定の園にご確認くださいね。
特に指定がなければ、簡単に脱ぎ着できるもので大丈夫です。
たとえば、ゆったりめのTシャツにやわらかい素材のズボンでもOK!
⑤通園バッグ
2歳児クラスは、お子さん本人が通園バッグ背負って登園するようになってくる時期です。
そして保育園の2歳児クラスは、まだまだ荷物も多いです。(着替えやオムツなど)
通園バッグに荷物が入らないことがあるため、サブバッグ的な通園バッグも必要です。
園によって
- 年度の初めから
- 年度の途中から
と、〈お子さん本人の通園バッグが必要な時期〉が変わることもあります。
通園予定の園に確認してください。
お子さんの通園バッグ
通園バッグの指定が特になければ、リュックがおすすめです。
- お子さんの体の大きさに合ったもの
- 肩ベルトがついているもの
- 荷物の出し入れがしやすいもの
を選ぶといいです。
通園リュックは、遠足などでも使うこともあります。
日々の持ち物や水筒などが入る大きさで、お子さん本人が荷物を出し入れしやすいものを選びましょう。
*園によっては〈ショルダーバッグ〉を指定しているところもあります。
荷物用のサブバッグ
サブバッグは手提げのような、〈さっと手に持てて、荷物の出し入れがしやすいもの〉がおすすめです。
お子さんが進級後(幼児クラス以降)も使えるような、〈布タイプの手提げ〉を用意するよう園から指定されることも多いです。
*お子さん自身が〈年度の初めから通園バッグを使わない〉という場合
使うようになるまでの時期は〈サブバッグがメインの通園バッグ〉になります。
その場合は、保護者の方がメインで使うことになるため〈荷物をまとめて入れられる大きさのもの〉が便利です。
大きめのトートバッグ(エコバッグ)が使いやすくておすすめです。
⑦帽子★
カラー帽子を園で購入するところが多いので、保護者の方が準備することは、名前をつけること。
クラス全員が同じ帽子を被ることになるので、名前以外にも〈ワッペン〉などをつけてあげると、お子さん自身が「自分のもの」だとわかりやすくなります。
帽子のタイプによっては〈そのまま被ると大きすぎる〉という可能性もあります。
被ってみて「ちょっと大きいな...」と感じたら、サイズを調節してあげてくださいね。
⑧おたより帳★
2歳児クラスのおたより帳は、0.1歳児クラスのお子さんのおたより帳と形式が異なる場合が多いです。
〈毎日記入する(0.1歳クラス)→気になること、伝えたいことを記入する(2歳児クラス)〉といったイメージになります。
担任の先生とのやりとりなので、お子さんの成長などを共有しあうイメージです。
たとえばですが、「なかなか顔を合わせるタイミングがなくて、トイトレの相談をしたい...」など、聞きたいことがあればその都度記入をする感じです。
登園当日の
- お迎えに関わること
- 変更点
などは、基本的には〈送迎時に口頭で伝えることになる〉と思います。
上記の6点は基本的に全年齢(クラス)で必要なものになります。
詳しくは〈全園児が共通して必要になるものリスト〉をご覧ください。
2.2歳児クラスで必要なもの
続いて、2歳児クラスで必要なものをご紹介します。
<2歳児クラスで必要なもの>
- 食事用エプロン&おしぼり用タオル
- プラコップ&コップ袋
- 歯ブラシ
- 水筒
- オムツ&おしりふき
- 汚れもの用ビニール袋×2枚/日
<2歳児クラスで必要なもの>は、これらの6点です。
順番にお話していきますね。
①食事用エプロン&おしぼり用タオル
2歳児クラスでは、食事やおやつのときに"エプロン"と"おしぼり用のタオル"を使います。
エプロン&おしぼり用のタオルは
- 昼食
- 3時のおやつ
で、1日2枚ずつ必要になります。
洗い替えなども考えて、余裕を持った枚数が用意できるといいですね。
最低でも5枚ずつ(2×2+1)くらい。
多めだと6〜7枚ずつ(2×2+2〜3)くらい。
2歳さんは朝のおやつもありますが、
- 上手に食べられるようになってきた
- 朝のおやつは軽食(フルーツやチーズなど)
ということから、朝のおやつ時には〈エプロン、おしぼり〉を使わないことが多いと思います。
★園によっては、必要なときに使えるよう〈ストックを1組ほど〉用意するところもあります。
★年度の途中で、少しずつエプロン・おしぼりを使わなくなっていきます。
→3歳児クラスに向けて、徐々に使わなくなります。
★2歳児クラスは月齢の差もまだまだ大きいので、お子さんの発達によって
- 必要な枚数
- 卒業するタイミング
などが変わる可能性があります。
食事用エプロン
エプロンは、あまりかさばらないタイプのものがいいでしょう。
スタイのような、シンプルな袖なしエプロンを推奨している保育園が多いと思います。

2歳さんは、自分たちでエプロンをつけたり外したりします。
お子さん自身も使いやすいのが、シンプルなスタイ型のエプロンです。
- 防水性のあるビニールやナイロン素材のもの
- マジックテープで留めるもの
がおすすめです。
園によっては、
- タオルを使って食事用のエプロンを手作り
- 使い捨てエプロンを使う
- シリコンタイプを指定
というところもあるようです。
準備するときは、それぞれの園の推奨しているものを選んでくださいね。
おしぼり用タオル
おしぼり用のタオルは、一般的なハンドタオルの大きさのものなら、おしぼり用ではなくても大丈夫です。
おしぼり用のタオルは、抗菌、防臭のものを選ぶことを心からおすすめします。
そして、場合によってはカビさんも出現します。(実際に見たこと、あります...)
おしぼりはがっつりと濡らして使うものなので...お家に帰る頃には生乾きのような感じになりやすいです。
保育園は集団生活のため、1人1人のタオルを〈その都度、乾かしてからしまう〉というののは難しいです。
抗菌防臭タオルを選ぶことで、ニオイなどが少しでも軽減できれば...より清潔に使えるのでは、と個人的には思います。
②プラコップ&コップ袋
取っ手のついたプラスチック製のコップと、コップを入れる袋です。
プラコップは
- 水分補給
- 歯みがき後のうがい
などで使います。
コップ袋は、洗い替え用に2〜3枚くらい用意しておくと安心です。
(私はもしもの時にために、プラコップも2つ用意しました。)
③歯ブラシ
保育園では、食後に歯みがきをします。
子ども用の歯ブラシをご用意ください。
消耗品ですので、必要に応じて新しいものと交換してください。
いくつかまとめ買いをしておくと便利です。
④水筒
2歳児クラスでは、日中の水分補給のために個別で水筒を用意する園も多いです。
お散歩や戸外活動のときに持って行くことが多いので、
- 肩から下げられるもの
- 保冷機能つき
がいいでしょう。
容量が大きすぎる水筒も、重たくなりすぎてお子さん自身が扱いにくいです。
ご注意ください。
水筒の大きさの目安として、500ml程度がよさそうです。
(内容量は調節してください。)
- 水筒を使ったことがない
- あまり使わない
というお子さんは、入園までに少しずつ使えるように練習できるといいですね。
*園によって〈推奨している水筒が異なる場合〉があります。
園のルールに合わせてご用意くださいね。
⑤オムツ&おしりふき
オムツは園によって
- 紙オムツ
- 布オムツ
と指定するオムツが異なる場合があります。
布オムツは業者さんでリースしている園と、各自で用意する園があるようです。
詳しいことは、必ず園の方に確認しましょう。
布オムツを使用する場合は、オムツカバーも必要になります。
紙オムツの場合は、2歳児クラスだと、1日あたりだいたい3〜5枚は使用することになります。
ほとんどの園は、個人用のカゴなどに、"オムツを複数枚ストックして置いておける"ことが多いです。
余裕をもって、ストックしておくといいですね。
おしりふきも、それぞれ各自で用意する必要があります。
*おしりふき用のケースは、場所を取るので"使用しない"という園がほとんどです。
オムツ・おしりふきにも名前が必要です。
⑥汚れもの用ビニール袋×2枚/日
使用したエプロンやタオル、汚してしまったお洋服などを入れる用と、使用済みのオムツを入れるように、それぞれビニール袋を使います。
園によっては、入園時や新年度などのタイミングで一括で集めたり、協力備品として集めたりする場合もあります。
毎日の持ち物に、ビニール袋は必要ない園もあるかもしれません。
通園予定の園に、ご確認ください。
お買い物のときなどに使用した袋を用意してもいいし、100均などで購入したものを使ってもいいです。
汚れてしまったお洋服用の袋は、100均などにあるビニール製の巾着袋を使っている方もいました。(使い捨てではなく、繰り返しの使用でした)
我が家は、100均で袋を購入し、
- 新しい袋を、まずは洋服やタオルなどの汚れ物入れとして使う
- 次の日に、前日の使用済みの袋を、使用済みのオムツ用に使う
という方法をとっていました!
全ての持ち物に名前を書こう
保育園では、持ち物すべてに名前を書く必要があります。
入園する園の説明会や面接などで、用意するものなどをご確認の上、1つひとつに名前を書いてくださいね。
園によっては、名前を書く場所などを細かく指定している場合もありますので、ご注意ください。
名前を書く場所の指定がなかったとしても、
- わかりやすく
- はっきりと
を心掛けるようにお願いします。
それぞれの用品ごとに、名前を書くオススメの場所や方法などがありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【お子さんの持ち物に名前をつけるおすすめの方法】
★直接書かずに解決!元保育士がおすすめする【子どもの靴】の記名方法5選
★トップスの名前はどこにつける?元保育士ママがおすすめしたい記名場所&方法
★ズボンの名前はどこにつける?元保育士ママがおすすめする記名場所&方法
さいごに
〈保育園の2歳児クラスで一般的に必要とされているもの〉を元保育士がリスト化してみました。
〈2歳児クラスのお子さんに用意すること〉を前提に、用品ごとに簡単に解説もさせて頂きました!
繰り返しになりますが、あくまでも"一般的に必要とされているもの"なので、一例になります。
- 入園が決まる前
- 園から、持ち物についての説明を受ける前
のご購入は、お控えください。
必ず、入園する園で必要なものをご確認の上、ご購入をしてくださいね。
参考になれば、嬉しいです♪