こんにちは!
<ほいくえん入園ノート>にご訪問いただき、ありがとうございます。
保育園ではオムツにも1枚ずつ、名前が必要ですよね。
オムツは、毎日4〜5枚は使うものですし、保護者の方が名前を書く機会がとても多いもの。
オムツの名前かきは大変…とよく聞くけれど、
- オムツに名前を書くときに、気をつけなきゃいけないことってなんだろう?
- そもそも、どうやって書けばいいのかな?
- フルネームで書くの?
- 下の名前だけでいいの?
など、気になることも多いのではないでしょうか?
毎日のことだから、
- できるだけ時短にしたいし
- できるだけ簡単にしたい
ですよね。
そこで、元保育士で元保育園ママの筆者が
- オムツに名前をつける方法2つと、それぞれのメリット&デメリット
- オムツに名前を書くときに、気をつけてほしいこと
などを、元保育士目線と我が子が保育園に通っていた経験を元に、詳しくご紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
〈よくある疑問〉オムツの名前はフルネームじゃなきゃダメなの?
まずは名前を書くにあたって、気になるであろう疑問にお答えします。
これからお話する内容は、
オムツの名前について、細かいルールが決まっていない場合を想定しています。
園によっては”オムツの名前はフルネームで!”とルールが決まっているところもあります。
名前を書くときのパターンとしては3種類です。
- フルネーム
- 下の名前だけ
- 名字だけ
オムツに書く名前は、
- 園側からフルネームの指定がなく
- 同じお名前のお友達がいなければ
下の名前だけで大丈夫です!
毎日4〜5枚は使うので、名前を書くのも本当に大変ですよね…
なので、書く文字数は少ない方がいいのは、いうまでもありません。
逆に、同じお名前のお友達がいる場合、名字だけを書くのもアリです!
<名字または名前が同じお友達>がクラスにいるときは、大変ですが、フルネームを書くようにしてください。
フルネームじゃなくても、名前+目印になるマークを書いてもいいかもしれません。
または、ペンの色を変えるもアリかも。
このあたりは、保育士さんとご相談ください!
正直なところ、誰のものかわかれば、なんだっていいのです!
書く名前は、ひらがなを指定されることが多いでしょう。
でも、園から指定されていなければ、ひらがなでもカタカナでも、書きやすい方でいいと思います。
ただ、できれば、書く文字は統一してください。
子ども達はまだ文字が読めない年齢ですが、オムツに書いてある名前を〈かたち〉で覚えていたりします。
なので、
- ひらがなと決めたら、ひらがな
- カタカナと決めたら、カタカナ
にしてあげた方が、お子さんも文字のかたちを覚えて、自分の名前だとわかったりしますよ〜
オムツに名前を書く方法は?
オムツに名前を書く方法ですが、
- 直接ペンで書く
- お名前スタンプを押す
の二択になります。
それぞれにメリット、デメリットがありますので、詳しくお話していきますね。
①マジックペンで書く
シンプルにマジックを使って書く方法ですが、個人的には、この方法が1番おすすめです。
若干、書きづらかったりしますが、
オムツは使用後に捨ててしまうものなので、キレイに書く必要はありません。
スキマ時間に、少しずつ名前を書いておけばOKなので、準備いらず。
フルネームだと大変ですが、我が子の名前は二文字。
下の名前だけならそんなに時間もかからないので、ずっとペンで書いていました。
もちろん、枚数が多いので大変です。
なので、『あ、今、時間があるから、オムツに名前書こう』といった感じで、ちょくちょく書いていましたね(笑)
それから、オムツの素材もあると思うのですが…
ペンのインクの減りは、普通に使っている時よりも早い気がします。
何本かペンをストックしておくと、安心です。
あとは、ママひとりの準備物(仕事)にしないで、家族を巻き込んで、一緒に準備に参加してもらうのもオススメです。
- パパに書いてもらう
- お兄ちゃん、お姉ちゃんに書いてもらう
ぜひみんなで手分けして、役割分担してみてください。
我が家もパパにはしょっちゅうお願いして、書いてもらっていました。
時々、『保育士さんから”(オムツの名前を書いてて)パパえらいね〜”って言われたよ』なんて言って、パパのモチベーションをあげたりしていました!
ちなみに保育士側の意見になりますが…
名前を見れば、筆跡でママとの違いがわかります。
“パパが書いた”ということに、ほとんどの保育士さんは気づくと思いますよ〜
ペンでオムツに名前を書くことのメリットとデメリットをまとめると…
ペンのメリット
- 準備いらずで、スキマ時間にぱぱっとできる
- コストがあまりかからない。
ペンのデメリット
- 1度に書く枚数が、多ければ多いほど大変(つかれる)
- インクの減りは早いかも…
②お名前スタンプをおす
オムツ用の”お名前スタンプ”というものがあります。
お名前スタンプはポンポン押すだけなので、とても便利ですね。
字を書くことが苦手な方は、スタンプを使うといいと思います。
注文し、購入する
という手間がかかりますが、1度購入してしまえば、しばらくは使えます。
使用頻度によっては、
- スタンプのインクを補充したり、
- スタンプ本体を買い換えたりする
こともあるようですが、
『ポンポン押せる快適さを考えれば、それくらいの手間やコストは気にしない!』
という方も多いみたいですね〜
ただ、使っている方の感想などを聞くと、
スタンプ台に1回1回スタンプをつける動作が少し面倒で…
という意見も多いようです。
ただ、インク内蔵のスタンプにもデメリットがあるようで…
スタンプしたお名前がすぐ乾くという性質上、
スタンプを使わない期間が長いと、内蔵されているインクが乾いてしまい、スタンプできなくなってしまうとのこと。
乾かないようにする方法など、メーカーさんから指定された保管方法はあるようですが、
- そもそも、スタンプ台につけることを手間だとは思わない
- メンテナンスとか、正直面倒くさい
- 細かいことはよくわからない
という場合は、スタンプ台を使ったタイプの方がいいのかもしれません。
スタンプも
- パパに押してもらう
- お兄ちゃん、お姉ちゃんに押してもらう
ことで、ママの負担も減らすことができ、役割分担できますね。
スタンプなので、”ひらがなが書けない年齢の上の子にも手伝ってもらえる”ことが、マジックペンにはないメリットです。
お名前スタンプのメリットとデメリットをまとめると
お名前スタンプのメリット
- お手軽にポンポンと名前が押せる
- 字を書くのが苦手な人でも大丈夫
- ひらがなが書けない上の子にも、手伝ってもらえる
お名前スタンプのデメリット
- コストがペンよりもかかる(スタンプ本体とインクが必要になる)
- スタンプの種類よっては、押すときのちょっとした動作が意外と面倒
- スタンプの種類によっては、メンテナンスに少し気を遣う
どちらにもメリット、デメリットがあります。
ご自身の状況や、どこを重視するかで、
- ペンを使うか
- お名前スタンプを使うか
を決めていただければと思います。
自分に合った方法が1番!
- お金をあまりかけたくない
- 名前を書くことは、そんなに苦じゃない
という方はペンがいいだろうし、
- 名前を書く手間が、本当にイヤ
- もともと字を書くことが苦手
という方はお名前スタンプを選ぶといいと思います。
オムツの名前を書くときに、気をつけてほしいこと
オムツに名前を書く方法についてお話してきましたが、
続いては<オムツに名前を書くときに、気をつけてほしいこと>についてお話していきますね。
オムツに名前を書くときに、気をつけてほしいこと。
それは『誰が見ても、名前がよくわかるようにする』ということです。
これはオムツに限らず、全ての持ち物にいえることなのですが、〈誰の持ち物か、すぐにわかる〉ことが本当に大切です!
- わかりやすい大きさ
- わかりやすい場所
これにつきます!
わかりやすい大きさ、場所が大切な理由
わかりやすい大きさ、場所が大切だとお話しましたが、それには理由があります。
保育園では、1度に何人ものオムツ替えをします。
オムツに名前がないと、誰のものか、わからなくなってしまうのは想像できますね。
でも、名前が書いてあったとしても…
その名前が見えにくかったりすると、『うーん?これは誰のオムツだろう?』と一瞬、保育士の手は止まってしまうんです。
オムツを見たときに、名前がわかりやすくあれば、『誰のかな〜?』と迷うことなく、すぐにオムツを替えることができます。
またオムツ交換後には、使用済みオムツをそれぞれの持ち帰り用の袋に片付けるのですが、
オムツの名前が見えにくいと、片付けにも時間がかかってしまいます。
しかも、書く場所によっては、せっかく書いてもらった名前も見えなくなってしまうんです…
時間がかかればかかるほど、”保育士が1人子ども達から離れたところにいる”ということになりますから、
安全のためにも〈片付けなどはできるだけ、短時間で済ませたい〉と保育士さん達は思っています。
保育士さんが毎日のオムツ替えを、よりスムーズに行えるように、”誰が見てもわかりやすい名前”を心がけて頂けたらな、と思います。
オムツの名前の大きさはどれくらいがいいの?
それでは、オムツのわかりやすい〈名前の大きさ〉について詳しくお話していきますね。
わかりやすい〈名前の大きさ〉は…
オムツを見たときに、すぐわかる大きさがいいです。
といっても、少し分かりにくいですよね…
目安の大きさとしては、1文字がちょうど10円玉くらい。
大きさを写真で確認してみると、こんな感じです。
このくらいの大きさで書いてもらえると、とてもよくわかります!
なので、ペンを使う場合はいわゆる”太ペン”で書くことをオススメします。
ペンが細いと、大きく名前を書くことは難しいです。
私はいつも、こちらのペンを使っていました。
オムツの名前はどこに書くといいの?
続いて、オムツのわかりやすい〈名前をつける場所〉ですが…
おしり側(テープのついている方)一択です!
オムツの前側に名前を書くと、オムツを丸めたときに名前が見えなくなってしまいます。
オムツを丸めたときに名前が見えないと、本当に困ってしまいます…
丸めたオムツを外して、名前を確認することだってあります。
位置としては、
- テープの下あたり
- テープの横(テープを挟んで書く)
などが理想的です!
この位置なら、オムツを丸めてもはっきりと名前がわかります。
丸めてみるとよくわかりますよね。
おしり側に書いていても、位置が上すぎたり、下すぎたりすると、丸めた状況によっては名前が隠れてしまうこともあります。
さいごに
保育園生活に欠かせないオムツの名前つけ。
そんなオムツの
- 名前をつける2つの方法とそれぞれのメリット&デメリット
- 名前を書くときに気をつけてほしいこと
などを、お話させて頂きました。
オムツは毎日の消耗品なので、保育園生活が始まると
いったい何回、オムツに名前を書いているのだろう?
と思うくらい、本当にたくさん、オムツに名前を書くと思います。
毎日のことだから、無理なくやっていけることが大切です。
たとえば、
毎日のスキマ時間で少しずつオムツに名前を書いた方が楽〜
という方は…
その日使った分のオムツ(持ち帰った数から推測して…)と同じ数のオムツに名前を書いて、翌日持っていく
というスタイルでいいと思います。
ちなみに私はこのタイプで、
ぶっちゃけると、職場の休憩時間に書くときもありました。
(オムツ数枚とペンを袋に入れておいて、パッと書いて、パッと片付けるという…)
私の場合は職場が保育園だったので、オムツに名前を書いていても、違和感もなく、同僚たちも『ママ、大変ね〜』って感じでした。
スキマ時間としてがっつり活用(しかも1分もかからない)→オムツはお迎え時に補充してました!
まとめて時間があるときに、一気にやった方が楽〜
という方は…
オムツ購入だったり、お休みの日で時間が取れそうなときに、それこそオムツ1袋分を一気にスタンプする
でもいいと思います。
それぞれの生活スタイルにあった1番いい記名方法を見つけて、無理なくやっていってくださいね。
そして〈オムツの名前を書くときに気をつけてほしいこと〉では、保育士側の視点から”ご協力をお願いしたい”という気持ちを込めて、お話させてもらいました。
- 名前の大きさ
- 名前を書く場所
この2つを気をつけていただければ、もう、何もいうことはありません。
保育士が”スムーズにオムツ替えをする(片付けも含め)”ということは、お子さんの安全にもつながります。
お子さん、保育士さん達が、おだやかに気持ちよく保育園生活が送れるように、ご協力お願いいたします。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
オムツ以外の入園準備品ついて、くわしく知りたい方はぜひご覧ください♪
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